DSCF0606IMCCD活動目的

カンボジア政府機関のCMAC(カンボジア地雷対策センター)と共同して、住民による地雷処理活動を進める。

また、自立可能な地域の復興を支援するとともに、相互の友好交流を促進する。

このような活動を通じで平和構築の理念を広く内外に広げる。

IMCCDはこれまで
35箇所の地雷原を処理し98haの土地を安全にし
対人地雷202個 対戦車地雷87個 不発弾
367発 を処理しました。

設 立 趣 旨 書

1 趣 旨
世界各地には、地雷や不発弾という戦争や紛争で残された負の遺産が、まだまだ沢山放置されたままになっています。
これらは人道的にも、また地域の復興のためにも誰かが処理をしなければなりません。
これらを自衛官奉職時に習得した地雷処理専門技術をもって、現地住民自らが参加して処理出来るよう現地において指導しながら、
安全な生活環境、安全な田畑の整備、生産性の向上、自立可能な地域の復興を支援するとともに、
国際的な視野に立ち相互の友好交流を促進し、もって平和構築の理念を内外に啓発する機運を高める種まきをするため、この法人の設立を決意した次第です。

2 申請に至るまでの経過
高山良二が自衛官を定年退官直後の2002年5月から約9年間、認定NPO法人日本地雷処理を支援する会の一員として、
カンボジアにおいて不発弾・地雷処理及び地域復興支援活動に携わっておりましたが、2010年12月同会を退任しました。
2011年1月16日松山市内において法人設立発起人会を開催しました。そこで参加者の総意に基づき、カンボジア及び日本において地域に密着した活動の必要性を確認しました。
再び2月1日からカンボジアに赴き、同国バッタンバン州での住民参加型の地雷処理及び自立可能な地域復興並びに相互の友好交流の必要性を同国の関係者等に確認して帰国。
3月19日設立総会において、参加者全員の総意により今般の法人の申請に至ったものです。

平成23年3月19日

IMCCD NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会

http://www.imccd.org/index.html